活動:第5回 / 市民法律講座
「敷金・礼金、更新料、借地借家の基礎知識」
7月2日午後2時から4時まで、当事務所主催の第5回市民法律講座「敷金・礼金、更新料、借地借家の基礎知識」が開催されました。連日の猛暑の日中であったにもかかわらず、22人の方々に参加いただきました。
今回は当事務所の杉野公彦弁護士が講師となり、「家賃を1ヶ月滞納したら立ち退きを要求された」「家賃を一方的に値上げされた」「敷金は返してもらえないの?」「敷金だけでは足りず、法外な請求がされた」「更新料はずっと払い続けないといけないの?」といったポイントを、法令や判例を交えて解説いたしました。
特に、敷金返還問題でポイントとなる「現状復帰」については、タバコのヤニがついた壁であったらどうなるか・・・など、いくつもの具体例を映写しながら講義を行いました。
参加された方々からは「事例を交えた講義がとてもわかりやすかったです」「『原状回復をめぐるトラブルとガイドライン』の存在を教えて頂いたことが、まず有り難かったです。面白そうなので読んでみようと思います」といったアンケートをいただきました。
講演後、希望のあった方には、個別の無料相談を行いました。
お客様からは、今度は労働問題を扱って欲しい・・・などの、リクエストもいただきました。今後も、市民生活に役立つわかりやすい講座を開催していきたいと考えております